『沢山の家族を守る盾と矛』
時に、目の前の小さな出来事は、世の中の大きなサイズで俯瞰すると最適解が見出される可能性が高くなるのかも知れません。ドラッカー氏が紹介する「石工の逸話」にある様に、目の前の出来事を「志」サイズにできるかが肝だと思う。
「分断統治」をご存知でしょうか? 古代ローマ帝国に起源を持つ言葉のようだ(wki.)。欧米列強による植民地経営もこの原理を応用したそうです。
即ち、上下の二極化による支配体制の仕組み。お互いに、従属的な立場を構成する被支配者同士を反目させるのが特徴。只、私達が暮らす國ではかなりなじめない代物だと思う。
何故なら、天変地異があまりにも多いからだ。抑々、お互いに一人一人が持前の「分」を最大限に発揮して活躍しないと國の運営が成り立たない。
さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は「海ゆかば」です。結束をコンセプトに選んでみました。現代的な表現を用いると、近衛の家柄である大伴家持(おおとものやかもち)氏に纏わるコンテンツが基に作られた曲です。
大伴家持氏の活躍した奈良時代、天然痘が大流行(天平の疫病大流行, 735-738年)します。國政が麻痺した状態に陥り、25~35%もの民が命を失ったとされています(wiki.)。時代背景を考える時、強い結束が求められた事でしょう(p_-)
海ゆかば
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https://youtu.be/cRD7AHzXWwM
《参照コラム》
◎ドラッカー, 石工の逸話
https://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1003/08/news031.html
◎陸奥国に金を出す詔書を賀す歌一首、并せて短歌(大伴家持氏)
海ゆかば: 大伴家持の伴造(とものみやつこ)意識,
https://manyo.hix05.com/yakamochi/yakmochi.umiyukaba.html
◎万葉の時代といまの日本の民度, 小名木善行氏
http://nezu3344.com/blog-entry-1847.html#more
天照大御神様のお隠れになられた天岩戸の逸話を思い描いて見て欲しい。そう、八百万神々が一堂に会する場面。お互いに知恵を絞り、天照大御神のお出ましを促します。これは上下関係ではなく、フラットな関係を暗示しています。
実は、私達の日常でこの分断統治のトラップが存在するのです。あまりに生々しいので、具体的な事例に触れる事は敢えて避けたい。だからと言って、与えられた環境で活躍しなければならない。つまり、どの様に対処するかが「鍵」であり、与えらえた課題の一つであると思う。
「個」レベルで多くを学び、いつしか「國」レベルへダイヤルチューニングすればいい。目の前で起きる出来事はそんな捉え方を心掛けるべきだ。なので、いつでも右でも左にでもいきなり倒せる「スイッチ」を持つべきだと思案しています。
さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は nana オリジナル曲より「天人菊の丘」です。「天人菊」は北米地域が原産で、花言葉が「協力・団結・明るい人柄」。
また、学名を「ガイラルディア(Gaillardia)」と呼び、植物学者リンネ氏(スウェーデン・バルト帝国出身)がフランス人パトロン・ガイヤール・ド・シャラントノー(Gaillard de Charentonneau)氏に因んだ学名を授けました。
nana
天人菊の丘
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https://youtu.be/EqPMkWdbKpI
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